スティーブ、しばしのお別れだね

スティーブ・ジョブスが「長期の療養休暇」に入った。
病状はどんなものなのだろうか? 1年前の激痩せした姿から「近いうちのいつかこんな日が来る事」を予想していた人も多いだろう。自分もそんな一人だった。ただでも早過ぎる。まだ53歳だというのに。 昨年のビル・ゲイツの引退とともに、「パーソナルコンピューターの時代のビジョナリー」の双璧であったふたりともが「退場」することに、ひとつの時代の移り目なのかな、と思う。
 「帝位委譲」を用意周到に準備してきたゲイツと比べると、ジョブスは「後継者が全くいない」との不安視から株価が急落した程”準備不足”ではあった。 しかしそれでも”なにも用意してこなかった”わけでもなく、COO(最高執行責任者)のティム・クック氏は既に日常業務の決定をほぼこなしておりまた「変革期のビジネスモデル構築」にはむしろジョブスより向いている、と見る向きもあり、今回のリリースにもかかわらずAppleに対しての高評価を維持するアナリストはその部分を見てのことだろう。
 「ビジョナリー」としての役割も、ジョナサン・アイブらに引き継ぎつつあった過程だったのではないかとも思う。MacBookのビデオなどでは、ジョブスのいるいないに関わらず「ビジョンを共有しそして実現化していく『ビジョナリーカンパニー』としての強度」を持ち始めていることが垣間見えているようにも思う。
 『ジョブス亡き後』の世界を想定して、ガバナンス将来の成長性について懸念を表明する論評も多い。 がしかし、病気療養休暇に入る入らないに関わらず「次の発展へのために、次世代のビジョナリーへのバトンタッチ」を進めるべき時期であり、それはアップルでも当然進行していた、と見るのが「普通の見方」だと思う。・・・・・だって、「25年前の大スター」がいつまでも一番若々しい、なんて、そんな会社ヤバいでしょ、普通?

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