ある音楽プロデューサーの逮捕に思う

それにしても今日早朝からの報道体制は凄まじく用意周到だったように思う。まるで現職内閣大臣か何かが逮捕される時のような報道体制。逮捕後に続々出てくる「失速人生」「犯罪者としての”人間的バックボーン”」記事まで含めての、最近のマスコミお決まりの「ファストフードでのフルコースメニュー」のような情報メタボ漬け。まあ有閑専業主婦にとっては大統領選などよりよっぽど好奇心を惹くのだろうけど。 
・・・一部で「音楽著作権譲渡云々」の問題が議論されているようですが、(代表例1:benli 小倉氏)(代表例2:IT Media 岡田有花氏)、この件に関してはそうした著作権法上のスキームのディテールとは関係ない部分での「詐欺」事件であろうと思う。”信用関係に基づく契約”を保古にしたばかりか、逆告訴すらした被告人に対しての「愛ある戒め」から起こった逮捕劇、というか。

逮捕のきっかけとなった兵庫の「個人投資家」の原文がネット各所で公表されていますが、ここでもリンクを掲載しておきます。
小室逮捕】「Departuresからarrivalへ」 告訴人の訴え原文


この文章の中で出てくる告訴人の実像としての情報・・・「兵庫在住」「ソーシャルアントレプレナーとして国際動物保護活動NGOを主宰」「社会奉仕のため公益法人(財団法人)の会長を無報酬で務め」という箇所で、具体的に思い浮かぶ人物があるのだけれど(自分もCSRとかそういう分野にいます故ね・・・・)、”その方”についての特定は止めておこうと思う。・・・本人自ら「社会的影響の大きさ」から訴訟を避けていた、とも明言しているし、また、(これは行間の、更に裏を読んでのことですが)告訴人は被告人の虚偽を最初から感じ取りながらも、その音楽から受けた感銘を拠り所に「敢えて信じてみよう」と思ったところからスタートしてるのではないかとおも思う。
 ミュージシャン/アーティストをファンが「愛を持って」告発する事件は海外では枚挙に暇が無いが、そこまでには日本の音楽シーンも成熟したと見るべきか、それとも「日本で最も成功した音楽プロデューサー」といえども結局「篤志家的投資家」の庇護によりかかるしかない位ビジネス的にはぜい弱なのか、だったら日本の音楽ビジネス界にいる人間て誰もジャイケル・マクソンのこと莫迦に出来ないよね彼ビート○ズの版権ちゃんと買ってたりする訳だし。

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This page contains a single entry by tami606 published on November 4, 2008 11:37 PM.

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