W3Cが日本語組版ドキュメントを公開

img_ad1_15.png●日本語組版処理の要件(日本語版)(W3C)(英語版はこちら)
●日本語組版処理の要件 (W3C Japanese Text Layout)(マイコミジャーナル)

”Web標準”を推進するW3Cから日本語組版に関するワーキングドラフトが発表され、各方面で話題になっているようです。
 JIS X 4051をベースにまとめられたもの、ということですが”日本語のタイポグラフィック・デザイン”がアタマに叩き込まれている人達にとっては「基本中の基本」のような内容です。しかし、日本の書籍設計/活字設計を『縦組み』を基本としてW3Cが要件をまとめた、というのはやはり画期的なことではないかと。

 思えば10年以上前、アドビが日本のタイポグラフィを理解する為に”タイポの現場”に出向き入念にリサーチした(その当時在籍していた会社にも何度も来ていたのをよく覚えている)結果が、現在のInDesignに見事に結実している。
  もっとも、InDesignは「活字時代を基本とする日本語組版システム」に固執し過ぎてしまっているきらいはあるのだが、マイクロソフトOfficeの 普及がもたらした”日本語組版の乱れ”(例えば、そもそも日本語組版にはない”インデンド”の概念とか)をどっかで止めなくちゃね、と職業意識的に考えて ます。それはきっと「若者のコトバの乱れ」なんかよりずっと深刻な筈なんだけど、それすら受容してしまうのが「日本というシステム」なのかな? とも思っ たりもするけどね。

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This page contains a single entry by tami606 published on April 15, 2008 10:49 PM.

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