Riot in Tibet

20080317-00000035-jijp-int-view-000.jpgこの際、あえて時事通信社の写真を無断転用する。その位、事の問題は大きい事のように思うし。画像の中の全ての人たちが”澄んだ目”をして”覚悟をした顔”を持ってそこにあるのが印象的だ。・・・自分は(何か有った際)こんな表情をして戦えるだろうか? そんなことを考えざるを得ないほど、彼等は真摯で切実な戦いを目の当たりに引き受けているのだ。
 ダライラマという巨大な存在もある、中国-インド間の駆け引きも存在する。そしてこの地域に存在するといわれている10兆円規模と言われる鉱物資源とかヒマラヤの存在とか、『中国』が代々行ってきた”辺境国”に対する施策だとかそれを今現在良しとしてしまっていいのか?という国際間コモンセンスだとか。
 ・・・最低限、「基本的人権」から考えるにchinaはちょっとnot goodだろうと思うね。ニポンのコクエキを最大化したい人達はもうそれはオフェンスモードなんだろうけど。

 チベットとマサイ・マラの情勢が2008年初頭の国際情勢の特異点、という感じがしてます。マサイ・マラについては後日また。
追記:
●ダライ・ラマ、「チベット情勢悪化なら引退」(AFPBB News)
ダライ・ラマは記者団に「(チベット情勢が)制御不能になれば、選択肢は完全な引退しかない」と語り、「事態は制御できる範囲を超えつつある」との認識を示した。

 同時に、中国統治下で暮らすチベット人に「あれこれ指導できる立場にはない」と述べた。
上の発言は”自制を求める”ためのダライ・ラマからの通告だが、今回の争乱(弾圧)のきっかけとなったのは、北京五輪へのボイコットに対して消極的なダライ・ラマに対して批判的なチベット内の”急進派”の行動が端緒だったらしい。
 それに対しての中国の「鎮圧行動」が数十人から数百人の死者を出したらしいこと(注:「数百人」との観測は中国と利害対立関係にあるインドからの「衛星による観測」からの推定)、はやくも選手や企業の「北京五輪ボイコット」が囁かれ始めているようだ。
 モスクワ五輪やロス五輪の頃の、冷戦期末期の国際国家間のパワーバランスで起きたボイコットとは全く違う、「国家」と「企業」と「一流アスリート(のオピニオン)」が拮抗し合うことで国際世論が形成されていくであろう北京五輪のボイコット問題と、その舞台である中国はこれからどうなっていくのだろう。
 周囲の国からしたら、そりゃあどこも「押さえ込んどきたい勢力」なのは決まってて、そりゃ日本だって韓国だってインドだってロシアだってそう思うわけで。 そうした思惑の渦中に身を置くより他無いチベットという場所の持つ業の哀しさについて考えずにはいられない。

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This page contains a single entry by tami606 published on March 18, 2008 12:55 AM.

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