Color Universal Designの今

●Color Universal Design Organization/カラーユニバーサルデザイン機構
●“色による情報格差”のない社会のために??CUDO/ナナオインタビュー(ITmedia News)
●色覚シュミレーションモニター FlexScan U | EIZO 株式会社ナナオ
色弱者は鮮やかな色なら見分けやすいのだろうという誤解から派手でどぎつい配色にしてあるが、実は色弱者が混同しやすい色の組み合わせが随所に見られるようなデザインや、逆に色弱者は色が全然分からないのだろうという誤解から色数を極端に減らしてしまった単調なデザインが、カラーユニバーサルデザインとして提案されていることがあります。真のカラーユニバーサルデザインは、色相・彩度・明度の差を上手に組み合わせ、形や塗り分けパターンの違いを併用することによって、色を存分に使い、見た目に美しく、なおかつ一般色覚の人にも色弱者にも同じように情報が読み取れるデザインです。(CUDマークの意義:カラーユニバーサルデザイン機構)
しかし元来同じ社会にいる人間として、異常や障害ではなく血液型と同じように色覚タイプの異なる人がいることをマジョリティー側が認めて理解することが重要と感じています。それが多様性を認めるという意味でのユニバーサルデザインなのです。CUDOのポジションは、ユニバーサルデザイン思想のひとつとして、カラーユニバーサルデザインを十分に理解してもらい、みんなが同じ色覚で見ている訳ではないことを広く知ってもらうことです。(“色による情報格差”のない社会のために??CUDO/ナナオインタビュー(ITmedia News))
IT mediaの記事は今年の3/23に出たものですが、最近になってFPNのエントリーで再注目されました。(FPNのエントリーの主題の”エンゲージメント”という概念もCSR等で重要性が高まっている概念です。それはまた別の機会に改めてまとめてみようと思います)
CUDOでは以前からカラーユニバーサルデザイン実践の為のシュミレーションツール/ソフトを提供していましたが、ナナオさんが色覚をシュミレーション出来るモニターを開発したことでグラフィックやWEB等より広い範囲でCUDを実践していけそうです。
(ただし道具だけでなく勿論人間の色覚に関する知識は必要ですが。)
自分は幸い一般色覚者ですが、所謂「赤緑盲」の家系で「赤色の見え方」が右目と左目とで少し違うんですよね。印刷のパーセントで表せば3%位違う感じ。・・・まあそれは両目の間でもその位の個体差があるということなのかも知れませんが、個人的にも職業的にも「色覚バリアフリー」についてはこれから取り組んでいかなければいけないな、と考えています。
(ただ、現状そこまで実践出来る仕事はかなり限られた領域に限定されていますが、これから少しずつ状況が変わっていくとも思います。)
※CUDOさんはblogでも情報発信されていて、現在の最新エントリーは「企業のCSR報告書でのカラーユニバーサルデザインの実践」について。
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こんにちは
>自分は幸い一般色覚者ですが、所謂「赤緑盲」の家系で「赤色の見え方」が右目と左目とで少し違うんですよね。印刷のパーセントで表せば3%位違う感じ。
C型色覚(一般色覚=正常色覚)の男性は6対4の率でL錐体の特性が異なっていてピーク感度が4nm異なるということです。C型色覚の中のプチPa型(一型3色覚)といえます。
両目で比べると印刷3%くらい違うという方はたくさんいます。女性の保因者(キャリア)の場合には網膜上にC型(一般色覚=色覚正常)ゾーンとPD型色覚のゾーンがモザイク状に配置されていますので、中心部が左右異なっているとそういったことが起こりますね。たいへん興味深いことですので、ぜひ一度お話しさせていただけませんでしょうか。
いがちゃん 様>
コメントありがとうございます。一年近く前のエントリーに突然コメントが入ったので少し驚きましたが・・・関係されてる方だったんですね。
C型色覚の中のプチPa型(一型3色覚)といえます。>
所謂「赤緑盲」(こういう呼称自体が大雑把な分類でしかないという認識からこういう言い回しを取っています)は隔世遺伝すると言われていますが、親から「(隔世遺伝が)出る世代だ」と子供の頃から言われていたことと、グラフィックデザイナーのような色にシビアな職業に就いてなければ全く気付かずに一生過ごしていたかも知れません。デザイナーとしての最初の仕事が「化粧品の広告」、いわゆる”最小網点”の1-2%が出るか出ないか、ルージュの赤の色味を印刷物と現物の化粧品とカラーチャートとを見比べて判断する世界からスタートしたから否応無しに気付かざるを得なかったというか・・・。それでも最初の2年位は「目と光源の位置による誤差だろう」と思ってましたが、3年目位からははっきりと自覚できるようになりました。 同じ赤を見ても左目にはやや朱色っぽく見えて、それに対して右目はややMとCがプラスされて見えます。
ただし、モニターで見る色や反射光源で見える色でも屋外など強い光で見る場合はほとんど色の差を感じません。「光の強さによる目の感度の違い」なのでしょうね。
女性の保因者(キャリア)の場合には網膜上にC型(一般色覚=色覚正常)ゾーンとPD>
型色覚のゾーンがモザイク状に配置されていますので、中心部が左右異なっているとそう>
いったことが起こりますね。>
『血液型と同じように色覚タイプの異なる人』の一人に自分もどうやら当てはまる、ということが分かってカラーユニバーサルデザインの必要性が俄然リアルなものと感ぜられるようになってきました。
・・・”2-3%の違いを感じる人はたくさんいる”としたら、実は「白の見え方」や「肌の透明感」なんかの見え方も相当違って見えている人は多数いるんじゃないでしょうか? 女性に多いというのであれば尚更です。・・・近年感覚領域に於ける知覚領域でのスレッショルドの分析が進んでいますが(例えば、「年齢をとると超高音域の音が聞こえなくなる」とか「『痛みの閾値』の個体差により痛がりか我慢強いかが決まる」とか、色々あります。)、カラーユニバーサルデザインも「色の見え方から立ち顕われるパーソナリティの特長」をポジティブに捉える、という所までいったらそれは面白いのかも知れませんね。「血液型」をポジティブな自分の特長、と今では誰でも考えるのと同様に。
たいへん興味深いことですので、ぜひ一度お話しさせて>
被検対象として「非常に興味深い」ということでしょうか? (女性に多い例が男性に出たから?) ・・・いずれにせよCUDOの取り組みには協力的姿勢を惜しむつもりはありませんし、ただ「被検対象」としてそれなりのテストを受けるのであれば、その為の準備をしなくてはいけませんし調整が必要・・・・ということで以降は以下のメールアドレスにご連絡お願いいたします
[atmark]を@に置き換えてください。
resonancedsky[atmark]gmail.com