"写真絵本"というジャンルの”再発見”
戦前-戦後のgraphic designや絵本graphicの名作etc...に関してはひと通り勉強してアタマに入っていたつもりだけれど、恵文社一乗寺店さんのセレクションで「写真絵本」というジャンルの存在を認識する。
戦前のバウハウス等によるフォトモンタージュの実験から戦後「写真製版・印刷技術」が商業印刷で実用ベースになっていく流れと、同じく戦後に児童発達心理学が発達し、デザイナー(B・ムナリらイタリア勢を筆頭に)が多くの”知育用絵本グラフィック”を多く手がけ始める動きの両方が結びついて生まれてきたものと言えそうです。
「”写真”を現実の『写像』として認識する事」は、確か3-4歳になって初めて可能になってくるもので、写真の特性を活かしながらその年代の子供の知育を目的とした優れた写真絵本が多く存在するのは素晴らしい事だと思います。特にこのTana Hobanという人の作品は「こどもが、日々世界を発見していく喜び」がたくさん込められていますね。
Google イメージ検索: ”Tana Hoban”の結果
現在はこうした知育教育はTV番組が多くの役割を果たしていますが、写真の使用法や絵本に使われるマテリアル等の工夫でまだまだ可能性のある分野だな、と思えます。
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私も写真絵本を創っているものですから、ついこちらで足を止めてしまいました。15年前にある編集者からタナ・ホーバンの写真絵本を山にして見せられ、刺激を受け創り始めました。おっしゃるように可能性がある分野だと思います。もう少し日本でも造形的な写真絵本が浸透するようになったらな?と思っています。
http://mochiaji.exblog.jp
星川様>
写真絵本を実際に作られている方からコメント戴けるとは思ってもおりませんでした。ありがとうございます!。
写真絵本とは少し違いますが『子供の撮った写真』というのもとても面白そうです。・・・デジタルカメラの普及で感剤費等気にせずに済む事で(カメラ扱いに関しては心配はありますが)、知育教育に「子供が写真を撮る事」そのものも組み込んでいけるんじゃないか、そうして撮られた写真達は(子供の描く絵同様に)とても新鮮で魅力的なんじゃあないかなあと、最近よく考えています。