"eco"にもコスト意識

環境会計についての説明を環境省HPより引用しておきますと

環境会計とは、企業等が、持続可能な発展を目指して、社会との良好な関係を保ちつつ、環境保全への取組を効率的かつ効果的に推進していくことを目的として、事業活動における環境保全のためのコストとその活動により得られた効果を認識し、可能な限り定量的(貨幣単位又は物量単位)に測定し伝達する仕組みです。

環境会計の算出は、企業の事業活動領域全体(その中にはエネルギーや資材の調達や製品の物流段階でのエネルギー消費/有害物質の排出、リサイクル&廃棄物の処分にかかるコスト等”事業に関わる全領域”が含まれる)での環境保全への取組を金額ベースで把握/効果測定/ディスクローズ(情報開示)する事を目的としているが、今回の”ガイドライン2005〜”は、算出する項目/数値をそれぞれの企業の業態に合わせつつも、「環境会計」をより実効的なものにしていく事が狙いのようだ。

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タイトルを「"eco"にもコスト意識」としたのは、1つは”環境対策にかける費用が多過ぎる企業はこれからは生き残れない”という至極当然な事実も勿論あるのだけれど、もう1つ

コストが高く付く環境対策/環境技術は、結局より安く済むそれよりも”環境負荷”が高い事がとても多い

という点を強く指摘したかったからだ。
分かり易い例を挙げると・・・・
●再生紙:新聞紙や段ボール、トイレットペーパーetc等、「再生紙」が絶対欠かせない製品分野もある一方、「virgin paperにひけを取らない白色度/優れた印刷特性を持つ再生紙」を作ろうとすると(実際そういう再生紙の製品も存在するのだが)、脱色や不純物の除去等の工程が増える分結果として「環境に優しい」紙だとは言えなくなってしまう・・・・だとしたらそのような場合はFSC認証紙(自然環境を破壊する事なく、管理生産された木材から作られた紙)をchoiceする方がベターである。
●PETボトル:リサイクル性が高い事は評価すべき点であるし、ガラス瓶と比べて軽量である事で「物流段階での環境負荷」を減らしているという功績もある。 しかしリサイクル回収率/地方各自治体でのPET回収/リサイクルのスキームが十全で無い場合、「”リサイクルされないPET”問題」が今後浮上するかも知れない。紙パックやガラス瓶等従来型のパッケージと組み合わせての”環境最大効率”を各企業が検討すべきだろう。

結局、「お金が余分にかかるものは(無駄が多い分、余計なエネルギーや資源を浪費しているので)環境負荷が高い」という事が言える訳で、そうした視点は企業に於いても個人に於いてもこれからは大変重要になってくるように思えます。


・・・例えば”環境会計”的見地から見て「原子力発電」はどうか?とか

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