sighn design/land design

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営団地下鉄改め東京メトロのサインシステムは、綿密に設計・改良が続けられており国内のサインデザインの中でのかなり”優秀”な部類に入るシステムだ

それでも実際利用していくと(特に東京-大手町近辺や都営も含めた新宿近辺の複数駅が近接している地帯等は特に)”分かり辛い”。 初めていく場所や土地勘の無い場所へ足を運ぶ際に乗り換えや出口番号や周辺地図も含めて頭に入れておくのは「常識」だ。

サインデザインは”装置デザイン”と”グラフィックデザイン”の間を結ぶ分野のデザインであるが、肝心の”装置---−−都市のデザイン”の無計画さを完全にカバー出来うるものでは無い。であっても「人を導く」という重要な機能を果たし続ける為の日々の改良への努力はさぞや大変なのだろうな、と、この分野に進んだ(もう十数年も会っていないが)旧友を思い出しながら考える。

日本でモダンなサインデザインのシステムに本格的に取り組んだのは確か東京オリンピクの時だと記憶している。
当時、亀倉雄策、原宏らを中心に当時の新進気鋭の(つまりは現在の大御所)デザイナー達が集まって、オリンピック全体で統一されたモダン・デザインを導入するべく1大プロジェクトチームが組まれたのだが、その中に”会場サインデザインチーム”もあった。(大学の恩師である教授がその「サインデザインチーム」に参加していて、当時の苦労と熱気についてよく語ってくれていたっけ。そう言えば。)
オリンピックや万博のように「ある一時期のみ仮設される施設」に於いてはサインデザインは設計意図の理想通りに機能しやすい。 が「地下鉄路線全体での構内サインシステム」のように常時継続的に設置されるものは施設内の環境が日々刻々と変化していくので、ちょっとした事で”わかり辛く”なってしまう事もしばしば起こる。新しい路線が接続したり駅出口周辺の環境が変わったり、もっと小さな規模で言えば新しい売店が出来ただとかエレベーターが設置されたり。・・・・そういう状況も想定した上で”分かりやすいナビゲーション機能”を提供する為に地道にそして綿密に長期に渡って作業が進められる「サイン計画の仕事」に携わっているデザイナー達の労苦を考えると何か頭の下がる思いがします。

ところで、3月から導入された「駅番号制(正式名称知らず)」は何故もっと以前から導入されなかったのだろう?出来ない事情が何か今まであったのだろうか?

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